CI-Vインターフェースの製作

かなり以前に一度製作したことがあったのですが、このときは動作せず、その後、放ったらかしにしていました。最近になって、やはり欲しくなったので、また作ることにしました。この間に携帯用のUSBケーブルの需要がなくなり、世間に出回らなくなったため、携帯用USBケーブルを流用するという方法が使えなくなりました。そのため、今回は秋月電子通商のFT232RL USBシリアル変換モジュールを利用することにしました。なお、今回の製作ではJA3APU直原さんのブログ記事JQ1QNV門脇さんのWeb記事を大いに参考にさせていただきました。各局ありがとうございました。

製作とはいうものの半田付けの個所は極めて少なく、製作時間のほとんどをケースの加工に費やしました。この下にある写真はできあがったCI-Vインターフェースのものです。

上から内部、PC側、リグ側です。割とコンパクトにできましたが、その分、中身を収納するのに手間取りました。ちなみに部品代は手持ちの部品が配線用のビニール線しかなく、ほぼすべて新品で揃える必要があったため、¥3,183かかりました。部品が秋月電子通商だけではすべて揃わないため、足らないものはマルツパーツ館WebShopで購入しました。

CI-Vインターフェースの調査をしている間にHam Radio Deluxeというソフトがあることを知りました。かなり有名なソフトのようですが、恥ずかしながら私は今回初めて知りました。今回作製したCI-Vインターフェースと組み合わせて使うとかなり快適に動作しました。私は実家(大阪府東大阪市)と自宅(大阪府高槻市)の両方でIC-756の初代機を使っています。どちらも購入してからかなりの年数を経過しているため、ディスプレーがほとんど見えなくなっています。この下の写真は実家で使っているIC-756のディスプレーを撮影したものです。

特に周波数カウンターのあたりが判読不能になっています。メーカーに修理依頼したところ、すでに部品がないとのことで断られてしまいました。そのため、一時はこのままジャンクになるのを待つばかりかと覚悟しました。しかし、Ham Radio Deluxeを使うと一番下の写真のとおり、なんとかPCで周波数が見られるようになったので安心しました。

ちなみにIC-756のディスプレーはオランダのハムが製造・販売しているようです。

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