2010年6月22日の6mのCONDX
夕方にヨーロッパ(ウクライナ)とアフリカ(スーダン)がオープンしました。
最近の傾向と異なり昼過ぎに当地(大阪府高槻市、PM74tu)で遠方のオープンしそうな気配はほとんどありませんでした。17時前になりようやく北西方向の伝搬が回復したらしく、北朝鮮の短波放送高調波(周波数48.250MHz)が強く聞こえるようになりました。まもなくUT4UO(ウクライナ)の信号が当地でも入感しました。17時台には他にウクライナ局の信号が2つ確認できました。ウクライナがオープンしている間、50.101MHz付近でST2AR(スーダン)がJA各局のパイルを受けていました。当初はオンフレかつパイルが大きいためワッチもしていませんでした。18時頃にスプリットになったためST2ARのいる周波数を聴いてみました。どうせ聞こえないだろうと思っていましたが、意外なほどよく聞こえたのでちょっとびっくりしました。スーダン局の信号を6mバンドで聞いたのは初めてでした。また、アフリカからの信号を聞いたのも2004年に3B9Cの信号を受信して以来、約6年ぶりのことでした。スプリットだったら運が良ければQSOできるかもしれないと思い、パイルに参加しました。中断があったものの1時間ほど呼びましたが、結局、QSOはできませんでした。この方面はJA3エリアではオープンしないだろうと思い込んでいました。しかし、今回ST2ARの信号が入感したことでまた近いうちにチャンスがあるのではないかと期待しています。
(音声ファイル)
22日に入感したST2ARの音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。