2012年10月16日の6mのCONDX

午後に西キリバチがオープンしました。

午前中より南太平洋方面がオープンしていました。13時過ぎにはオーストラリア方面のオープンが一段落しましたが、アンテナをその方向に向けてワッチを続けていました。13:45頃に近所の局が50.110MHzでどこかを呼び始めました。私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でも相手の信号が弱く聞こえました。本日よりT30SIX(西キリバチ)の運用が始まったことを思い出したのでもしかしたらと思い、アンテナを東南東の方向へ向け直すと信号が強くなり、オペレーターがコールサインをT30SIXとアナウンスするのがはっきりわかりました。T30の局とは6mバンドではまだ一度もQSOしたことがなかったので、すぐに呼ぶと一発で応答があり、あっさりとQSOできました。私がQSOしてから10分間ほどはほとんどT30SIXを呼ぶ局がいなくて、空振りCQを連発していました。その後は逆にかなりたくさんのJA局から呼ばれていました。どの程度長い時間オープンしていたかどうかはっきりとわかりませんが、1時間弱程、信号が聞こえていたと思われます。

私が前回にT30からの信号を受信したのは1999年10月でした。このときも結構強く入感したもののかなり他のJA局のパイルが激しく、結局QSOできませんでした。JA全体でも6mバンドでT30からの信号が受信できたのは、恐らく2000年9月以来、約12年ぶりのことではないかと思われます。

T30SIX以外では10:38頃と12:17頃に南クック諸島(E5)がオープンしました。最初のときはビーコンの信号が弱く聞こえたのみでした。一方、2回目のときはE51CGがJA局とQSOしているのが聞こえました。いずれも私のところでは短時間のオープンでした。

17:20頃には50.110MHzに3B8DB(モーリシャス)が現れたらしく、JA3エリアでも数局がQSOされていました。私も聴いていましたが、3B8DBの信号ははっきりとは確認できませんでした。QSOされていた局や呼んでいた局はいずれも兵庫県の海沿いでQRVされている方々でした。この方面はJA3エリアではいつも海沿いの局がQSOされるもののこちらでは逆にほとんど聞こえません。少しでも内陸の方になると不利なのかなといつも考えています。

(音声ファイル)
T30SIXの音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事
2012年10月9日の6mのCONDX
次の記事
2012年10月18日の6mのCONDX