2016年3月12日の6mのCONDX

朝に今年初めて南米(アルゼンチン)がオープンしました。午後にトンガがオープンしました。

今年の春はいままでのところ近隣のオープンでさえもいまひとつであり、午前中にどこかオープンしそうな雰囲気もまったくありませんでした。そのため、この日の朝もワッチしていませんでした。クラスターだけはチェックしているので、9:50頃、なにげなく見てみるとLU5FF(アルゼンチン)がJA4エリアの局をスポットしていました。慌ててワッチすると50.105MHz付近でJA3エリアの局とQSO中の彼の信号がまあまあ強い信号(RST579)で聞こえました。その後もLU5FFはJA各局とQSOしていました。当初は信号が強かったものの徐々に弱くなりました。15分ほど経って(10:10頃)また彼のいる周波数を聴いてみると弱いながらまだ信号が入感していました。

私のところ(大阪府高槻市、PM74TUまたは大阪府東大阪市、PM74TP)で南米がオープンしたのは昨年の2月18日以来、約1年1ヶ月ぶりでした。ちなみにこのときに聞こえたのは今回のオープンでも信号の入感したLU5FFの他、CE2AWW(チリ)でした。

この春は正直なところ南米がオープンするとは思わなかったため、今回LU5FFの信号が聞こえたのは驚きました。いちおう現在は春の一番CONDXの良い時期なので、次回もあればよいと思います。

【2016年3月12日22:32追記】
14:32頃、A31MM(トンガ)を運用しているJA6WFM局がA31MMをクラスターへセルフ・スポットされました。先日より時々、セルフ・スポットされていたもののJAにはなかなか信号が聞こえてきませんでした。この日は宮崎のビーコン(コールサインJA6YBR/B, 周波数50.017MHz)の信号が入感しているとのことだったのでQRVされている周波数(50.100MHz)を聴いてみると、私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でもA31MMの信号がよく聞こえており、すでにJA局とQSOされていました。JA6WFM局のブログによるとこの日は6mで81QSOできたとのことです。

トンガからはサイクル・ピークの時期には毎年1回程度はDXペディションでQRVがあります。しかし、意外と常駐の局が6mバンドにQRVすることは少なくともこの20年間はありませんでした。QRZ.comに掲載されているA31MMの情報によるとJA6WFM局は2017年末まで滞在され、QRVされるようです。春のDXシーズンにはこの方面はゴールデン・ウィークのあたりまでオープンする可能性があるため、これからまた何度も信号が聞こえてくると思います。

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