2015年4月29日の6mのCONDX+2015年4月の6mのCONDX(超ダイジェスト)

午後にノーフォーク島がオープンしました。

13:43頃、ニューカレドニアのビーコン(コールサインFK8SIX/B, 周波数50.080MHz)の信号が入感していました。まだこの時点ではノーフォーク島からのQRV情報を知らなかったものの、FK8SIX/Bの信号がよく聞こえていたので、アンテナをずっとその方向へ向けて、ワッチしていました。FK8SIX/Bの信号を聞いてから1時間以上経って、50.111MHz付近で弱い信号が聞こえてきました。スキャッターで信号が入感しているJA局とQSO中の相手の信号も聞こえていました。アンテナをいろいろな方向に振ってみるとオーストラリア北東部より少し東側が一番信号の強く聞こえてくる方向でした。もしかしたら、これは少し珍しいところではないかと思っていたら、JA局と交信後に自分のコールサインを送信しました。QSBのため、わかりづらかったのですが、何度か送信されて、ようやくVK9NTであることがわかりました。まだ、この頃は彼らのコールサインがクラスターへスポットされる直前だったため、パイルがまったくなく、1回呼んだだけで応答がありました。その後、しばらくするとかなりたくさんのJA局から呼ばれていました。

VK9NTのオンライン・ログが早々、アップされています。私のQSOも無事、確認できました。

6mバンドでノーフォーク島からの信号がJAに入感したのはVK9N/ZL1RSがQRVした2012年4月以来、約3年ぶりでした。今サイクルは常駐局がいないこととDXペディションも少ないため、案外、QRVのあるのが珍しくなっています。

今月(2015年4月)は近場が連日、よくオープンしています。一方、超DXやレアと呼べそうなところのオープンはまったくありません。少し目立つところではインド洋(モーリシャスおよびロドリゲス島)各局の信号が、3日、4日、16日、19日、20日、22日に聞こえました。先月に初めて信号がJAへ入感した3B9FRが今月も頑張ってQRVされています。このあたりはゴールデン・ウィークの終わり頃までチャンスがあるのではないかと思っています。昨年の春にアクティブだったFW5JJ(ウォリス・フツナ)は2日、8日、28日に信号が聞こえました。太陽活動が衰えてきたせいか、太平洋方面のオープンもかなり範囲が狭くなってきたような印象があります。

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