2014年3月15日の6mのCONDX

午前に南米(アルゼンチン、チリ)、正午前後にトンガと南クック諸島、夕方から夜にかけてモーリシャスがオープンしました。

9:48頃、JA3エリアの局がCQを出し始めたので、いろいろチェックすると私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でもチリのFM信号(周波数47.9MHz)が弱く聞こえていました。その後、アマチュア・バンド内でも主に東日本で南米のオープンが始まったようです。一方、私のところではチリのFM信号がすぐに聞こえなくなってしまいました。しかし、10:34頃に再び入感し、最初のときよりもかなり強く聞こえました。さらにその数分後にCE2AWW(チリ)の信号が聞こえ始めました。彼の信号は当初は弱かったものの、しばらく経つとけっこう強力になりました。ただ、この日のオープンも私のところでは片側オープン気味でCE2AWWやその後に信号が入感したCE3SX(チリ)もよく聞こえているのに何度呼んでも応答がありませんでした。CE2AWWではリアルなRST599のときでも、なんの反応もなくCQでした。かなり弱くなったときにON4KSTのチャット・ページで彼に「いま呼んでるで」みたいなことを書いたら、しばらく経ってオン・エア上で私を呼んできました。RST559を送ってきたので、こちらもシグナル・レポートなどを送りましたが、いまひとつタイミングがあっておらず、たぶん向こうに私の電波は届いていなかったと思います。南米のオープンが終わりかけの11:34頃にLU5FF(アルゼンチン)の信号が弱く入感しました。

南米がまだオープンしている最中(11:23頃)に50.105MHz周辺が大パイルになっていました。JA各局が呼んでいたのはA35JP(トンガ)で、彼の信号は私のところでもかなり強力に聞こえました。私がトンガからの信号を受信したのはA35CTの信号が入感した2011年10月26日以来、約2年5か月ぶりのことでした。まだこのときは先にも書いたとおり南米のオープン中だったこととパイルが大きすぎて歯が立ちそうになかったので、南米方面のワッチを続けました。11:40頃には南クック諸島のビーコン(コールサインE51USA/B, 周波数50.0505MHz)の信号が入感していました。個人的に南クック諸島からの信号を聞いたのも少しひさしぶりでビーコンのオーナーであるE51CGの信号を聴いて以来、約1年ぶりのことでした。E51USA/Bの信号は15:40頃にも弱く聞こえていました。

A35JPの信号はいったん聞こえなくなっていましたが、13時前に周波数を変えて(50.120MHz)、またQRVしていました。このときはさほどパイルになっていなかったため、比較的簡単にQSOできました。

16:44頃より中国やJA6エリアの局により3B8DB(モーリシャス)がクラスターへスポットされました。いままで3B8からの信号はまともに聞いたことはなかったのですが、スポットではけっこう強く入感しているとのことやこの日は普段あまり信号が聞こえないところがオープンしているので、3B8もなんとなくオープンしそうな気がしました。しばらくするとJA2エリアの局などがたくさん呼んでQSOし始めました。さらにJA3エリアでもいつもどおり大阪湾沿いからQRVしている(と思われる)局がQSOされました。いままではここまでどまりだったのですが、この日はJA3エリアでもけっこう内陸部の局が呼び始め、16:59頃に私のところでも3B8DBの信号が聞こえてきました。最初はQSBのピークでなんとか聞こえる程度でしたが、10分ほど経つと十分交信できるレベルになり、なんとかQSOできました。3B8はしっかりした信号を聞いたこと自体初めてなので、当然QSOも初めてでした。2012年10月にT30が増えて以来、ひさしぶりのNew Oneでした。3B8DBの信号は東大阪市のシャック(PM74tp)に移ってすぐにワッチしたとき(19:35頃)にもまだよく聞こえていて(RST559)、JA各局からたくさん呼ばれていました。

(音声ファイル)
2014年3月15日に信号が入感した3B8DBの音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

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