2014年3月6日の6mのCONDX
ウォリス&フツナ諸島(FW)がかなり短時間ながらオープンしました。
13時過ぎにFW5JJ(ウォリス&フツナ諸島)がオーストラリアのビーコンの入感をクラスターへスポットしました。さらにON4KSTのチャット・ページにも現れ、50.103MHzでアンテナをオーストラリア北東部(VK4)などの方向に向けてCQを出すとアナウンスしました。私もアンテナをFWの方向へ向けて、その周波数を聴いていると13:15頃に彼の信号が弱く聞こえました。何度か呼んだものの応答はなく、2分程で彼の信号は聞こえなくなってしましました。ON4KSTのチャット・ページでFW5JJに彼の信号が聞こえていると伝えるとJA方向にアンテナを向けてくれましたが、何度か呼んでみてもやはり反応がありませんでした。
FWからは2002年にFW5ZLがアクティブに6mにQRVしていました。しかし、彼が同地を離れてから、またFWの6mのアクティブティが長い間なくなっていました。FW5JJが昨年以来、比較的アクティブにQRVしているようですが、チャット・ページなどでよくコールサインを見かけるものの信号をはっきり聞いたのは今回が初めてでした。
実は前日(3月5日)の13時過ぎにも彼のものらしい信号を聞いていました。このときはJA4エリアの局が50.112MHzでどこか呼んでいました。一方、私のところでは当初相手側の信号がまったく聞こえていませんでした。JA4エリアの局が呼ぶのを止めてから、しばらく経った頃に弱く、CWの信号が聞こえてきました。このときもFW5JJはVK4などの方向へ向けていたようです。ちなみに私のところでは110度の方向が一番強く(といってもRST419)信号が聞こえました。あとでON4KSTのチャット・ページでFW5JJと会話するとJA4エリアの局が呼んでいたのはFW5JJだったようです。FW5JJはJA4エリアの局のコールサインをフルコピーしたもののQSOできなかったとのことでした。
(音声ファイル)
2014年3月6日に信号が入感したFW5JJの音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。