2013年7月4日の6mのCONDX
午前から午後にかけて北米が長時間オープンしました。
9時前にJA1エリアで北米(アメリカ中央部、コロラド州)のオープンが始まりました。西日本では10時前にJA6エリアの局がW6エリアのビーコン(K6FV/B, 周波数50.069MHz)をクラスターへスポットしました。この頃から少し真面目に(?)ワッチしていたら、10:20頃に私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でもAA7A(アリゾナ州)の信号が弱く聞こえてきました。その少しあとにはK6FV/Bの信号も入感しました。その後、しばらくの間、北米方面からは他に何も聞こえてこなかったのでもう終わりかなと思っていましたが、11:25頃に今度はW7エリアの沿岸部あたりがオープンし始めました。当初はKE7Vの信号が弱く聞こえただけでしたが、12時台から13時台にかけて、そのKE7Vや他にW7EWの信号もFBに入感していました。さらに13時過ぎにはVE7SL(カナダ)、14時過ぎにはKL7KY(アラスカ)の信号も確認できました。
私のところでは大オープンという感じではなかったですが、何局かの信号は強力かつ安定して、聞こえていました。この日のオープンの特徴は最初、北米大陸の南西部分(W6エリア、アリゾナ州)からオープンが始まり、オープンしている場所が時間の経過とともに太平洋沿いに北西方向へ移っていきました。
途中でヨーロッパ方面のワッチに切り替えたため北米方面がいつまでオープンしていたか正確にはわかりませんが、15時前(?)にはKL7KYを呼ぶ局の信号がまだ聞こえていたように思います。
ヨーロッパ方面に関しては北北西方向からビデオ信号(周波数49.750MHz周辺)がかなり強力に聞こえ、アマチュア・バンド内にもバズが聞こえるほどでした。そのため、よいオープンをかなり期待しましたが、結局、どこからもアマチュア局の信号が聞こえてきませんでした。