2011年4月22日の6mのCONDX
午後に南太平洋方面がオープンしました。
14時前にアーストラリア(VK)とニュージーランド(ZL)のビデオ信号が入感しました。サイクル・ピーク周辺の場合、今頃の時期はZLのビデオ信号がよく聞こえてくるはずなのですが、この春は異様なほど頻度が少なく、3月5日以来の入感でした。その後、しばらくの間は特に何も起きなかったのですが、私が少し外出していた間にVKのオープンが始まりました。私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でも16時頃にVK6KPの信号が入感しました。また、ほぼ同じ頃にVK南部(VK5エリア)もオープンしました。16:35頃には50.110MHzにQRVしていたJA3エリアの局にZL3NWが応答してきました。私がZL局の信号を受信したのは今年初めてでした。ZL3NWの信号はまあまあ強力でRS57程度でした。ZL3NWのあとにはZL3JTも現れ、前述のJA3エリアの局とQSOしていました。その後、ZL3NWは16:50頃まで50.110MHzでCQを出していましたが、あまりQSOはしていなかったようです。ZLがオープンしていた頃は一時的にかなりCONDXがよくなり、目立ったところでは他にニューカレドニアやタスマニア島(VK7)の局の信号も確認できました。VK7のオープンもかなりひさしぶりで今サイクル初でした。
これらのオープンのあとは18時頃までVK3エリアの局だけよく聞こえていました。18時過ぎにJA2エリアの局がクラスターへ5W1SA(西サモア)をスポットしました。スポットされた周波数(50.115MHz)を聴いてみると私のところでは弱いながら信号が確認できました。5W1SAは前サイクルにもQRVされていて、時々、信号を聞いたことがありましたが、今サイクルは私が彼の信号を聞いたのはこのときが初めてでした。私のところでは5W1SAの信号は1時間弱(?)ほど聞こえていました。ただ、信号強度はさほど上がらず、時々、なんとかQSOできそうなレベルになる程度でした。