2011年3月5日の6mのCONDX
午後にオーストラリア(VK)とニュー・カレドニア(FK)、夜間にオーストラリア、東マレーシア(9M6)およびフィリピン(DU)がオープンしました。
13時過ぎにJA7エリアの局がFKのビーコン(FK8SIX/B, 周波数50.080MHz)をクラスターへスポットしました。この時点では私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でFK8SIX/Bの信号はまだ聞こえていませんでした。FK8SIX/Bの信号が入感しないまま50.110MHz周辺をワッチしていると13:30頃にFK8CPの信号が聞こえてきました。聞こえた当初はさほど信号が強くない(RS55)ものの私の周辺では応答する局がまったくなく楽にQSOできるかなと思いました。しかし、JA1エリアやJA7エリアではもっとよく聞こえてたらしく、何度呼んでもこちらへの応答はありませんでした。14:15頃まではJA1より東のエリアの局が圧倒的に有利でした。一方、JA3エリアからは数局がQSOできたのみでした。その後はJA3エリアの局にもぼちぼち応答があるようになりました。私自身はこのあともQSOできるまでにさらに時間がかかり、14:45頃にやっとQSOできました。FK以外ではVKがよくオープンしていました。主に北東部のVK4エリアでしたが、南部からはVK5AYDの信号がQSBが少しあったもののよく聞こえていました。
夜間は21時台から22時台にかけてVK8エリア、9M6およびDUがオープンしました。非常に地味なことのようですが、春秋のDXシーズンにこの方面がこれほど夜遅くによくオープンしたのは2004年の春以来のことです。かなりCONDXが上がってきたことを実感させる出来事でした。