2009年6月18日の6mのCONDX

午前にアメリカがオープンしました。午後は日中と夜にヨーロッパがオープンしました。

【午前のアメリカ】
10時頃、K6QXY(アメリカ)の信号が入感しました。信号は強力であったもののJA局のCQを呼びに回っていたため、すぐにいなくなってしまいました。その後、K6QXYの他にW6QUVも現れましたが、彼もK6QXYと同様にJA局を呼びに回っていました。彼らの信号は12時頃まで数回確認できました。

【午後日中のヨーロッパ】
16時過ぎにフィンランドの局がJA1エリアの局をクラスターへスポットしました。私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)では16:49頃にようやくSM5CEU(スウェーデン)の信号が聞こえてきました。彼の信号は不安定ながら意外と長く(1時間近く)入感していました。このオープンではSM5CEU以外の信号は確認できませんでした。

【夜のヨーロッパ】
別のことをしていたため気づくのが少し遅れたのですが、22:20頃、クラスターなどですでにYO9HP(ルーマニア)の信号が入感していることを知りました。私も彼のいる周波数(50.098MHz)を聴いてみるとこちらでもCQが弱いながらきれいに聞こえていました。その数分後には50.092MHzで9H1BT(マルタ)の信号もよく聞こえていました。さらにその後は他のヨーロッパ局の信号が0時過ぎまで多数入感しました。たくさん聞こえたものの巡りあわせが悪かったりしたため、どの局ともQSOできませんでした。先に書いたとおり私のところでは0時過ぎにいったんヨーロッパからの信号は聞こえなくなりましたが、1:10頃にUT7QF(ウクライナ)の信号がまた入感しました。このオープンで私のところへ信号が入感したのは、イタリー(シチリア島)(IT9)、ウクライナ(UTなど)、カザフスタン(UN)、ブルガリア(LZ)、マルタ(9H)、ルーマニア(YO)の各エンティティからでした。各局のQTHから距離や方向を調べてみるとカザフスタンを除き、方向はすべて315~317度、距離は近いグループ(ウクライナ、ブルガリア、ルーマニア)はほとんど8400~8900Km、遠いグループ(シチリア島、マルタ)は10000Km前後でした。たくさん聞こえたようで案外局所的なオープンであったように思いました。

(夜のオープンで入感した各局の方向と距離)
コールサイングリッド・ロケーター方向(度)距離(Km)
9H1BTJM75eu31610,074
IT9BORJM77oc3179,923
IT9RZRJM76nv3169,944
LZ1YGKN22qo3158,869
LZ2CCKN23jg3168,860
LZ2WOKN23al3178,892
UN6PMO60lc3095,243
UT7QFKN77mv3167,913
UX0FFKN45ki3168,461
YO9HPKN35ba3178,656

(音声ファイル)
18日に入感したヨーロッパ各局の音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

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