6月24日の6mのCONDX (2004年4月以来、ひさしぶりのNew!)

16日以来、少しひさしぶりにヨーロッパからの信号を受信することができました。
15:38頃に4X4DKがスポットされ、イスラエルはQSOできればNewのためすぐに彼のいる周波数(50.086MHz付近)をワッチしました。
しかし、私のところで4X4DKの信号は、はっきりと確認することができませんでした。

16:05頃、50.0997MHzで数秒間だけSメーターを振らせて入感した信号がありました。
当時のクラスターの情報によるとIT9FGAという局がCQを出していたようですが、その信号が彼のものかどうか定かではありません。

10分ほど経って同じ周波数でかなり弱い信号が聞こえました。
2エリアの局がその信号の主を呼び、その後、相手のコールサインを9H1YZと送信したため誰であるか判明しました。
しかし、ここでは結局、QSOできる信号強度には至りませんでした。

ここまではいつもどおり“しょぼい”展開ですが、24日はここから少し盛り上がりました。

16:20頃、4エリアの局が50.094MHz付近で誰かとQSOを終わらせました。
4エリア局の相手のQRGだったらしく、QSO後も非常に弱いながら信号の入感が確認できました。
しばらくしてクラスターでこの周波数にいる局が誰であるのかチェックするとEA3AKYがCQを出しているとのことでした。
この時点でEA局の信号がここで聞こえてくるとは思えなかったのでON4KSTのチャット・ページを覗いて何か情報がないか探してみるとEA3AKY本人が16:20頃に前記の4エリア局とQSOできたことを
レポートしていました。
私が受信していた信号はEA3AKYのものだったようです。
当初、彼のRSTはピークでも419でQSOするのにはかなり厳しいものでした。
一度、少し浮き上がったところでコールしてみたもののやはり応答はありませんでした。
この頃の模様を録音したので25日に音声ファイルをアップします。
16:28頃にはQSOできるレベルまで信号強度が上がり(S3)、また呼ぼうとしました。
ところが次の瞬間、バズも強くなったためワッチ自体を諦めてしまいました。

EA3AKYとQSOのチャンスをうかがっていた間にLY2BAWが3エリアの局をスポットしました。
EA3AKYのワッチを諦めた後に聞いてみると当地(PM74tp、東大阪市)でも539で入感しました。
LY2BAWとは2002年にQSOし、QSLもコンファーム済みのため少しワッチしただけで彼のいる周波数を離れました。

16:36頃、50.096MHz付近でも3エリアの局がたくさんどこかの局をコールしていました。
誰が呼ばれているのか確認するとOK1DOでした。
OKもQSOできるとNewのため、すぐに呼ぶとなんと一発でコールバックがありました。
QSOも難なく終わらせることができ、2004年4月にQSOしたT33以来のNewを増やすことができました。
OK局の信号は2001年秋から2002年2月にかけて何度も聞いていながらQSOできませんでした。
サイクルのピークの頃にまったくQSOできず、従来、ヨーロッパがオープンすること自体が考えられないとされていた最低期の2006年にQSOできるとは不思議な感じがします。

当地ではこの頃までがCONDXのピークでした。
その後は16:51頃にSP5EWYの信号が弱く聞こえたのみです。

(2006年6月25日追記)
(音声ファイル)
24日に入感したヨーロッパ各局の音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

昨日にも書いたとおりEA3AKYの信号は少し信号が強くなり、すぐにバズも強くなった頃のものです。
結局、ワッチを諦めて周波数を変えてしまうところまでの録音です。

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