5月10日の6mのCONDX

単純に時系列で並べるだけでは読みづらいと思うので今回より多方面がオープンした場合は各方面別にレポートを書くようにします。

[中国/ロシア方面]
07:43頃にワッチを始めたとき既に49.750MHZのビデオ信号が入感していました。
10:30頃、320度方向より入感するビデオ/音声信号が強く聞こえました。
以上の伝搬ではDX局の入感は確認できませんでした。
14:25頃、オープンしている地域が当地より250度方向にある場所に移り、その方向からビデオ/音声信号が強烈に入感しました。
15時台にアマチュア・バンド内(50.100MHz)で中国の違法運用と思われるFM信号が非常に強力に入感しました。
オープンの良いパイロットである反面、かなりワッチの邪魔になります。
その後、49.750MHz付近にあるビデオ信号の入感が続いたもののアマチュア・バンド内にこの方面からの信号は確認できませんでした。

[南太平洋方面]
16:28頃、VKのビデオ信号が強く入感しました。
VK4方面の入感はなかったものの17:14頃にはVK6RSX/BがFBに聞こえました。
VK6RSX/Bの入感はさほど長続きせず、17:34頃までに聞こえなくなりました。

[東南アジア方面]
16:28頃にビデオ信号の入感が始まり、少し強く聞こえました。
しばらくはビデオ信号の入感だけでしたが、17:45頃にDU1EV/Bが聞こえ出し、数分後にはかなり強力に入感するようになりました。
18:14頃にはDZ50HBCが50.195MHzでJA局とラグチューしているのが聞こえ、さらに18:28頃にはDU1KIRが50.105MHzに現れ、CQを出し始めました。
彼らの信号は19:10頃まで強力に聞こえていました。
19:10頃からCONDXが衰え始め、彼らを呼ぶJA局が少なくなったため、当地でまだFBに聞こえていた19:12頃にDZ50HBCがCQを出すのを止めました。
そして、DU1KIRも少し弱くなった19:17頃にCQを出すのを止めてしまいました。
DU1EV/Bはその後しばらく入感が続き、19:32頃にフェードアウトしました。
ビデオ信号は20:02頃~20:45頃の間に聞こえなくなりました。

[JA周辺/国内]
15:00頃に沖縄のビーコンがFBに聞こえました。
始まりと終わりが不明であるもののその後、沖縄の局のCQがFBに入感しました。
18:05頃から180度方向のスキャッターで国内がよく入感しました。
ただ、平日のためQRVしていた局は少なく、1局しかQSOできませんでした。
唯一QSOできた局は群馬県みどり市からQRVしておられたOM局でした。
群馬県みどり市は、まだWkdしていなかったところなのでラッキーでした。
18:49頃、3エリアのOM局がCQを出してQSOされていた周波数で英語による会話が聞こえました。
同時刻にはDUがFBにオープンしていたため当初はDU局かなと思いました。
しばらく経ってT88EMであることがわかりました。
上で書いたスキャッターは、この方面への伝搬に絡むものだったのでしょう。
スキャッターによる国内の入感は19時頃まで続きました。
19:07頃にはまた沖縄の局がEスポで入感しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事
5月9日の6mのCONDX
次の記事
5月11日の6mのCONDX