4月14日の6mのCONDX
14日はKの値が高く、21時(JST)のレポートでは7とのことです。
その影響が6mのCONDXに反映されたように思いました。
14時前後にVKや東南アジアのビデオ信号が強力になったもののいずれも短時間で聞こえなくなりました。
16:45頃に再びVKのビデオ信号が強く入感し、さらに17時頃にはVK6RSX/BもFBに聞こえました。
しばらく経って東南アジアのビデオ信号も強烈に入感しましたが、18:27にチェックするとまったく聞こえなくなっていました。
もう何もないかな?と思いつつ、19:40頃にVKのビーコンをチェックするとVK4RTL/B, VK6RSX/B, VK8RAS/Bが聞こえていました。
これらも20時過ぎにはすべて聞こえなくなり、CONDXが非常に不安定な印象を持ちました。
30分ほど外出して帰ってくると、弱いながらまたVK6RSX/Bが聞こえました。
さらに110ではVK4ABWがCQを出していました。
VK4ABWは当初SSBでQRVしており、その後、CWに変わって、22時頃まで彼の信号が聞こえていました。
21:44頃から少しの間、VK8MSのCQも聞こえていました。
Kの値が高いときは、いつもとは異なる時期や時間帯にDX局が聞こえるなど、通常では起きない現象が発生することが時々あります。
一方、太陽活動が活発であれば4月中旬の夜間は、VKがオープンしてもさほど不思議ではありません。
しかし、現在は太陽活動がボトム直前の時期で夜間にVKがオープンする頻度はかなり低くなっています。
そのことから現状は夜間にVKが聞こえることは、どちらかといえば特殊なことだと思います。
14日の夜間はKの値が高かったため(正確にいえばKの値を高くする要因により)通常とは異なるCONDXになったのではないかと考えました。