4月5日の6mのCONDX(夜間のTEP)
4月5日の夜は太陽活動が最低期であることを考えるとかなり良いCONDXでした。
前日と同様に日中は昼過ぎにVKのビデオ信号が短時間入感、夕方になりTEPでVK方面が入感し始めました。
この春、夕方のオープンではVK6しか聞いたことがなかったのですが、5日はまずVK4からオープンが始まりました。
18時前にVK4RTL/BがFBに入感、その後、VK8RAS/B, VK6RSX/Bと相次いで入感しました。
恐らく今年になってから最も広範囲なオープンではないかと思います。
しばらく、誰も出てこなかったので5日もビーコンだけの入感で終わるのかと思いました。
しかし、19:20頃になってようやくVK4FNQが110に現れました。
サイクルのピーク時期の春秋には、ほぼ毎日聞いていたVK4FNQの信号ですが、彼の信号を聞いたのは昨年5月以来でした。
VK4FNQの信号は20~30分ほどで聞こえなくなったもののVK6RSX/Bの入感は続いていたため、さらにワッチしました。
21:30頃になって110でかなり弱いSSBの信号が聞こえました。
この信号が誰であるかはっきりとわかりませんでしたが、しばらく経ってVK8MSが50.095付近でCWを送信していました。
このことから110のSSB信号はVK8MSによるものではないかと推測しています。
VK8MSは、数回しかCQを出しませんでしたが、ピークでは599で聞こえていました。
彼の信号も21:50頃を最後に聞こえなくなりました。
この頃にはVK6RSX/Bも徐々に弱くなり、22:10頃、当地ではまったく入感しなくなりました。
VK6やVK8の信号と入れ替わるように東南アジアのビデオ信号も聞こえました。
こちらも23時頃にはフェードアウトしました。