2011年6月29日の6mのCONDX
午後に中央アジアとヨーロッパ(ギリシャ)がオープンしました。
最近、正午前後に強く聞こえているロシアのビデオ信号が29日はあまり強くありませんでした。14時過ぎに同じ北西方向でもやや西寄り(290度)からビデオ信号(周波数49.750MHz周辺)が強く聞こえていました。ヨーロッパ方面はあまり期待できないかわりに中央アジアがわりとよくオープンするのではないかと思っていたら、実際そのとおりになりました。15:44頃、UK8OM(ウズベキスタン)が突然50.103MHz付近に現れ、CQを出し始めました。彼の信号は大変強力でその後、SSBでQRVしたときにもRS59で入感していました。UK8OMが現れた少しあとにはEX9T(キルギスタン)の信号も聞こえてきました、私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)で彼の信号は当初、CWでも非常に弱かったのですが、しばらく経つとSSBでRS59で聞こえるようになりました。アンテナの向きをヨーロッパ方向からJA方向に変えたためと思われます。最近、EX9Tというコールサインをクラスターでよく見かける一方で以前によくQRVしていたEX8MLEは今年まったくコールサインを見かけませんでした。何か関係があるのかもしれないと思いながらQRZ.comで調べるとどちらも同じ名前の人でした。詳しくはわかりませんが、EX9TとEX8MLEは同一人物ではないかと思われます。キルギスタンからはEX9Tの他にEX2Fの信号も弱く聞こえていました。UK8OMやEX9Tの信号が聞こえてから1時間近く経った頃にUN8GC(カザフスタン)も現れました。
ヨーロッパ方面もいちおうオープンしましたが、私のところではSV1DH(ギリシャ)の信号が16:22頃から19時頃までの間に何度か断続的に入感しただけでした。
(音声ファイル)
29日に入感したEX9Tの音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。