2010年6月20日の6mのCONDX
午後に中央アジア、トルコおよびヨーロッパがオープンしました。
午前中よりロシアのビデオ信号(周波数49.750MHz周辺)が強烈に入感していました。前日(19日)は同じような状況ながら残念な結果に終わりましたが、今度は何かあると期待しました。正午過ぎには早々とUN8GC/8(カザフスタン)の信号がFBに入感してきました。昼食のためワッチを中断し、シャックに戻ってくるとEX8MLE(キルギスタン)やUK8OM(ウズベキスタン)がクラスターへスポットされていました。私のところ(大阪府東大阪市、PM74tp)でも彼らの信号はかなりよく聞こえていました。中央アジアからは前記のほか14:43頃にEY8MM(タジキスタン)の信号も入感しました。13:40頃よりウクライナ各局の信号がたくさん聞こえました。数局QSOしましたが、何かのコンテスト中だったようです。そのため、グリッド・ロケーターをいちいち送信する必要があり、少々煩わしいと思いました。中央アジアやウクライナ各局の信号は15時過ぎまで強力に入感していました。14時前にTA7X(トルコ)がTA7OMをクラスターへスポットしたため、TA7OMがQRVしている周波数(50.115MHz)を聴いてみると信号が弱く聞こえていました。意外とパイルが小さかったので数回呼んだら応答がありました。ただ、QSBがあったため、コールバックはよくわかりませんでした。変な間があったのでもしかしたら?とは思いましたが…Hi。TA7Xの信号も50.120MHzで聞こえており、こちらの方が多少よく聞こえていました。そのせいかパイルもやや大きめでした。少し呼んで歯が立ちそうになかったので、もう少し後で呼ぼうと思っていたら、10分もしないうちに聞こえなくなっていました。
15時頃から中央アジアやウクライナ各局の信号が徐々に弱くなりました。もっと別の場所がオープンするのかと期待しましたが、実際に信号が聞こえたのはウクライナ数局のほかYT1AR(セルビア)とOH2BC(フィンランド)だけでした。
(音声ファイル)
20日に入感したウクライナ各局の音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。
(2010年6月27日追記)
元記事中のTA局に関することです。この日はクラスターにスポットされたのがTA7OMであったため50.115MHzでQRVしていたのもTA7OMだと思い込んでいました。一方、TA7Xが「TA7X 50Mhz JA Pile Up」というタイトルの動画を6月21日にアップしました。これは6月20日にTA7XがJAのオープン時の状況を撮影したものです。その動画中に映っているトランシーバーのディスプレーを見ると50.115MHzとなっていました。また、私が信号を聞いたときの録音を聴いてみても、時々、TA7Xとアナウンスしているようでした。本日、TA7Xに問い合わせたところ、当日QRVしていたのは、やはり彼自身でした。また、QSOもコンファームしてもらえました。ちなみにTA7Xはその日35QSOできたそうです。