2008年6月12日の6mのCONDX
夜、中央アジアがオープンしました。
朝から49.750MHzのビデオ信号などが強力に聞こえるもののDXの入感はほとんどありませんでした。9時頃に台湾のビーコン(BV2NT/B, 周波数50.001MHz)と中国の局(BD4SI)の信号が確認できた程度でした。
昼間も同じような傾向でさらにノイズも多く、どこかがオープンしていたとしても弱い信号がまったく確認できない状態でした。
夕方以降、いったんビデオ信号が弱くなり、もう何もないのかと思っていました。しかし、20:29頃、ビデオ信号などをチェックするとUAEのビデオ信号(周波数48.2501MHz, 方向290度)が異様に強く入感していました。この信号が強力なときは高い確率でUAE周辺がオープンします。期待してワッチしていると20:44頃、50.110MHzでQSBを伴いながらCQが聞こえてきました。この信号の主はアフガニスタンのYA4Fでした。私のところで(恐らくJA全体でも)アフガニスタンがオープンしたのは2004年6月26日にYA1Dの信号が入感して以来、約4年ぶりのことでした。またYA4Fの信号を受信したのは2003年7月18日以来、約5年ぶりでした。YA4Fの信号はQSBが激しいもののピークではSSBでもかなりよく聞こえていました。21:50頃にもまだFBに入感していましたが、JAからあまり呼ばれなくなったためか、ヨーロッパの方にアンテナの向きを変えてしまったようです。この方面ではカザフスタンのビーコン(UN1SIX/B, 周波数50.0234MHz)の信号も21:03頃、弱く入感しました。