5月11日の6mのCONDX

[中国/ロシア方面]
08:03頃にワッチを始めた時、すでに49.750MHzのビデオ信号が聞こえていました。
その後、午前中はあまりワッチしていませんでしたが、110周辺をスキャンさせて受信していた限り、目立つことは何もなかったようです。
14:02頃、いつもの中国の不法運用と思われるFM信号(周波数50.100MHz)が入感し始めました。
ただ、この頃、中国本土のビデオ信号はMSで聞こえる程度でした。
一方、沖縄のビーコンはFBに入感していました。
これらからFM信号は、東シナ海上の船舶から発信されているのではないかと思いました。
14:27頃になって、ようやく中国本土のビデオ信号が強力に聞こえ始めました。
16:02頃にはBD4SIが50.123MHzに現れ、CQを出していました。
その後も中国のビデオ信号の入感が続き、19:47頃、またBD4SIの信号が強力に聞こえました(周波数50.123MHz)。
BD4SIは、少なくとも20:21頃にはまだCQを出していました。

[東南アジア方面]
15:08頃、東南アジアのビデオ信号の入感が始まりました。
16:49頃にはDU1EV/Bがたいへん強力に入感しました。
この直前にDU7/PA0HIPが中国のビデオ信号をクラスターへレポートしており、QRVしてこないかなと思っていると16:54頃110で彼のCWのCQが入感しました。
御存知の方も多いかと思いますが、PA0HIPはサイクル22以来、スキャッターなどで本国からJA局とQSOの実績がある局です。
私も1991年3月にQSOしています。
ON4KSTのチャットページの書き込みによるとDU7/PA0HIPはHLとJAを合わせて20局とQSOできたようです。
また、JA局がグリッド・ロケータの交換をしないことを不思議に思っておられたみたいでした。
DU7/PA0HIPが入感した後、DZ50HBCやDU1KIRも現れました。
11日のDU方面のオープンは、短時間とはいえないもののさほど長時間ともいえず一番遅くまで聞こえたDZ50HBCの信号も17:25頃にフェードアウトしました。

[JA周辺/国内]
13:23頃、沖縄のビーコン(JR6YAG/B, 周波数50.037MHz)がFBに聞こえました。
その後、沖縄各局の信号は少なくとも17時過ぎまで強力に入感しました。
16:25頃には奄美市の局も聞こえQSOしましたが、沖縄各局の信号の聞こえ方に比べるとかなり不安定でした。
交信は完了できたものの非常に苦しいQSOでした。

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