4月30日の6mのCONDX(ひさしぶりに9M2オープン)
午前中は49.750MHzのビデオ信号がMS気味に時々弱く入感する程度でした。
14:30頃から東南アジアとVKのビデオ信号が聞こえ始めました。
VKの方はさほど大したことはありませんでしたが、もう一方の東南アジアのビデオ信号は短かい時間で信号強度が大幅に上がりました。
15:45頃には中国のビデオ信号(49.7473MHz)も強烈に入感しました。
49.750MHz近辺のビデオ信号の中でもこの49.7473MHzは東南アジア方面に対するオープンのよいパイロット信号です。
ただ、この春はこの方面からアマチュア局が入感することがまったくなかったため正直なところワッチしててもムダかなと思いました。
ところが予想に反して、それからわずか5分後に突然110で強力なCWのCQが聞こえました。
ひさしぶりに6mに現れたXV1X(Eddy)でした。
御存知の方は多いかと思いますが、Eddyは2002年頃からXV9DTなどのコールサインで6mによくQRVしていました。
しかし、2004年7月以降、彼の信号は一度も聞いたことがなく、今回は約2年ぶりの入感でした。
XV1Xは、その後、以前と同じようにモードと周波数をいろいろ変えてQRVしていました。
16時過ぎにはJA7WSZ浜名さんがDUの局をクラスターにスポットしました。
一方、当地ではこの頃もその後もDUの局は入感しませんでした。
16:32頃、50.108MHzでCWが聞こえました。
何かテストしているような感じでしたが、やや不安定な聞こえ方だったため正体はわかりませんでした。
少し経ってから7エリアの局がその周波数でDZ50Aをスポットしました。
しかし、上でも書いたとおり、当地ではDU局の入感がまったく確認できなかったため、私が聞いた信号がDZ50Aによるものとは考えられませんでした。
16:41頃になって、110でSSBでCQを出す局がまた現れました。
幻の?T88EMでした。
彼の信号を聞いても、いつもすぐにいなくなってしまうのですが、30日は少しQSOしていたようです。
さらに10分後には別のT88局(T88LZ)も現れ、QSOできました。
16:54頃には、またまた110でCQを出す別の局が現れました。
不安定な聞こえ方だったため、最初はコールサインが聞き取れず、しばらく経ってから、やっと9M2/JR1WZI荒井さんであることがわかりました。
9M2局の入感もサイクルのピーク時に比べると頻度が激減しており、今回は9M2TO/Bの信号が聞こえた昨年8月以来の入感でした。
また、昨年はその入感を含めても9M2と当地はわずか2回しかオープンしていません。
今年は昨年よりも6mのDXの入感状況がさらに悪くなっていて9M2TO/Bの信号も聞こえてこないため(停波しているのかもしれませんが)、この方面からの入感は、あと数年ないのではないかと思いかけていました。
9M2/JR1WZIの信号は当初こそ不安定だったものの一番良かったときは、579程度でしっかりと聞こえていました。
荒井さんのブログによると30日は6mで19局とQSOできたようです。
オープンの開始時刻が16:33(JST)とのことなので、上で書いた正体不明局はもしかしたら9M2/JR1WZIだったのかもしれません。
当地で9M2/JR1WZIの信号は17:20頃まで確認できました。
この頃からCONDXが急速に落ち込み始め、49.7473MHzのビデオ信号は17:26頃までに聞こえなくなり、東南アジアのビデオ信号も17:43頃までにほとんど確認できなくなりました。
先日はT88LZとのQSO有難うございます。当日のJAの状況が手に取るように判り、とても楽しく記事を読ませていただきました。私のほうもBLOGサイトを立ち上げT88LZ運用記も簡単ながら記事にして有りますのでお時間が有れば覗いてみて下さい。
http://www.lzk.cc/mt/
今後もよろしくお願いします。
JR1LZK局、こんばんは。
T88LZでQRVされたときはQSOありがとうございました。もう3ヶ月以上前のことで少し懐かしくなりました。
それからブログを始められたとのことで早速拝見いたしました。今後は6m関連の記事がたくさん増えることを期待しております。