10月6日の6mのCONDX (今秋初めてVK入感)
ここのところクラスターなどで赤道を挟んだ伝搬によるDXレポートがポツリポツリ見受けられるようになりました。私も南半球方面に少し注意してワッチしていたところ6日にようやくVKからの信号を確認することができました。
14:45頃、VKビデオの周波数(46.172MHz)をチェックするとすでにS9で信号が入感していました。VKのビデオ信号の入感は1ヶ月前にもありましたが、そのときは弱いものであり、今回のようにはっきり聞こえたのはかなりひさしぶりのことです。すぐにVK各ビーコンの周波数もチェックするとVK8RAS/B(50.047MHz)の信号がFBに入感していました。VK8RAS/Bの信号を受信したのは今年5月9日以来のことです。
VK8RAS/Bの信号は当初こそよく聞こえていましたが、良い状態はさほど長続きせず、15:03までにフェード・アウトしてしまいました。さらにVKのビデオ信号も15:35までに聞こえなくなりました。
VKのビデオ信号と入れ替わるように15:37頃、東南アジアのビデオ信号が入感し始めました。比較的長い間ビデオ信号が聞こえていたもののこの方面からのDXの入感はありませんでした。19:17頃にチェックしたとき、ビデオ信号はすでに聞こえなくなっていました。
上でも書いたとおり、赤道越えの伝搬の状態が良くなっていたため夜間のCONDXも少し期待しました。何日か前にVK8MSがUKSMGの掲示板にVK8VF/Bを復活させたという書き込みをしたので、その日から毎夜VK8VF/Bの周波数(50.310MHz)をチェックしていました。しかし、昨夜までは入感の気配がまったくありませんでした。ところが6日はかなり弱いものの20:20頃にビーコンの信号を確認することができました。VK8VF/Bの入感は50.057MHzで稼動していた2001年5月以来、なんと5年5ヶ月ぶりのことです。VK8VF/Bの信号強度はピークでもS1は変わらず、20:42頃までに聞こえなくなりました。