7月11日の6mのCONDX (フィンランドがオープン)

10日にヨーロッパの大オープンの始まった時刻(14時過ぎ)と同じ頃に49.750MHzのビデオ信号をチェックしました。
前日のオープン中はSメーターの指示が右の端にへばりついた状態でしたが、11日はそれほどではありませんでした。
その後は大オープンどころか入感の気配すら感じられない状況が続きました。

16時を過ぎた頃からバンド内にバズが目立ち始め、16:30頃から時々CQを出すようにしました。
この頃はまだJA各局からもヨーロッパ各局からも双方がオープンしていることをはっきりと示すレポートがありませんでした。

16:50頃、アンテナを310度に向けてCQを出していたら、弱い信号で応答がありました。
“DE JH3XAB K”と打っているように聞こえるのですが、私はCQ DXを出しているので当初、同じ3エリアの局が間違って応答してこられたのだと思いました。
いちおう相手のコールサインを確認するために何度かQRZ?と問いかけたらやはり“DE JH3XAB K”と反応してきます。
ただ、同じエリア内にしては不安定な聞こえ方をしており、かなり聞こえづらくなることもありました。
この頃にもしかしたらOHの局ではないかと思い始め、アンテナを320~330度の方向へ向きを変えると信号が少し強くなりました。
ところが、すぐに相手の信号が聞こえなくなってしまいました。
その直後に0エリアの局がその相手局を呼び始め、QSOはされなかったようですが、あとでクラスターへOH局としてスポットされました。

私を呼んできた局は恐らくOH3XAだったと思います。
どうもプリフィクスの最初の文字がうまくコピーできていなかったようです。
また、実際には、“サフィックス(XA) BK”と送信されていたと思われますが、XAとBKの間隔が短かったため、サフィックスもミスコピーしていました。

17:10頃には再びOH3XAの信号が入感し、JA各局からパイルを受けていました。
この頃はまだ他のDXの信号は聞こえなかったため、また50.081~50.082MHzあたりでCQを出しました。
そのときにOH1VRが私の信号を受信し、クラスターへスポットされました。

OH1VR     50081.5 JG3LEB      cqing 559 to kp11st           0811 11 Jul

ただ、スポットはされたものの私のCQには応答されなかったようです。

17:23頃、IK0FTAの信号が入感しました。
彼の信号が聞こえるときはいつも579~599で入感しますが、11日は559と迫力不足でした。

17:30頃にはOH1MLZ、18:05頃にはOH2BCの信号がそれぞれ入感しました。
彼らの信号はいずれも強力でピークでは599で入感しました。
OH1MLZの信号は1時間以上入感し、弱いながら18:43頃にもまだ彼の信号が聞こえていました。

(音声ファイル)
11日に入感したOH各局の音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

いつも音が少し小さめなのでMDへの入力レベルを大きくしたら逆に歪み気味になってしまいました。

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