2011年10月28日の6mのCONDX

夕方にバーレーン(A9)がオープンしました。

10:39頃、オーストラリアのビデオ信号(周波数46.172MHzおよび46.24MHz)が強く入感していました。午前中にはアマチュア・バンド内にVK局の信号は聞こえず、ニュージーランド(ZL)のビデオ信号も入感しなかったものの11:41頃、ZL1RSの信号が聞こえてきました。彼の信号はSSBでRS59で入感していました。12:27頃にはZL1NXの信号も聞こえてきました。この局の信号は弱くかつQSBも激しかったため、何度か呼んでコールバックもあったみたいでしたが、QSOには至りませんでした。その後は日中から深夜までVKやフィリピン(DU)などがほぼずっとオープンして、バンドがかなり賑やかでした。

その途中の17時頃、UAEのビデオ信号(周波数48.2502Mhz)が南西方向より少し強く(S7)で入感していました。まもなくA92IO(バーレーン)が沖縄の局とQSOして、クラスターなどへスポットしました。まだこの時点では彼の信号が聞こえてきませんでしたが、17:35頃、私のところ(大阪府高槻市、PM74tu)でも微弱ながら入感し始めました。18時頃にはA92IOはたくさんのJA局から呼ばれるようになり、この頃には私のところでも彼の信号がまあまあよく聞こえていました(RST539)。

A92IOは21時台にもJA局とQSOしていました。このときもJA側では西南西~南西から信号が聞こえてくるスキャッターによるものだったようです。一方、私のところでは聞こえているのか聞こえていないのかよくわからない状態でした。このときはJA3エリアよりもさらに西のエリアの局だけが呼んでいたようです。

DUなど東南アジアの局は21時台から23時台にかけて、連日、中東の局とQSOされています。その伝搬にのって東南アジア方面に到来した中東局の信号がこの日のようにJA-東南アジア間のCONDXがかなりよいときには、スキャッターでJAでも受信できることがあります。前サイクルにもA45XR(オマーン)などの信号が何度か同じように聞こえてきた実績があります。相手側のアクティビティ次第ではけっこう使えそうな伝搬ではないかと思います。

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