2008年6月5日の6mのCONDX

午後、ヨーロッパが長時間オープンしました。

朝から強力なEスポが発生し、午前中は中国の局(BG4KYAなど)の信号がFBに入感していました。10時台には中国のビデオ信号(周波数49.750MHz周辺)が300度の方向から強烈に聞こえるようになりました。

午後は13時台にビデオ信号が少し弱くなりましたが、14時頃?から再び強くなりました。そのしばらく後に50.110MHzで突然、強力な信号のCQが聞こえました。最近このパターンだとヨーロッパの局によるものが多く、このときもやはりUT7QFの信号でした。さらに少しあとの14:25頃、50.107MHz付近でCQを出す局が現れました。こちらはHA0DUでした。誰も応答する局がおらず、信号も強力だったので楽にQSOできました。HAはNEWだったのでラッキーでした。彼らの信号はかなり短時間で聞こえなくなりましたが、15時頃から状況が大きく変わりました。9H1XTやLZ2HMなどの信号が強力かつ安定して聞こえるようになりました。いつもの頼りない感じではなく、F2伝搬による入感を彷彿させるものでした。当地(高槻市、PM74tu)では16時台に少し落ち込んだことがあったものの17時台に数局の信号が再び強力に入感するようになりました。結局、UT7QFの信号が最初に聞こえてから3時間以上オープンが続きました。

5日のオープンの特徴はヨーロッパ南部の局の信号がよく聞こえました。Eスポがらみの伝搬でブルガリアの局の信号をはっきり聞いたのは初めてのことでした。

そのほか目立ったこととして、15:45頃、4O/OK3RMの信号が聞こえていました。当初はまあまあよく聞こえていましたが、JAのオープンに気づいていないせいか近隣国の局とQSOして、まったく応答してもらえませんでした。4O(モンテネグロ)は6mバンドではまだJAからQSOの実績が少ないと思われ、当然私も未交信でした。なんとかQSOしたかったのですが、結局、応答もないまま信号が聞こえなくなってしまいました。

ヨーロッパのオープンが終わった後は、あまり注意してワッチしていませんでしたが、中国や台湾の局の信号がよく聞こえていたようです。

(2008年6月8日追記)
(音声ファイル)
5日に入感したヨーロッパ各局の音声ファイルです。
コールサインをクリックすると再生することができます。

LZ1XLは私が最初、別の局を呼んでいた時に突然、彼が私を呼んできました。

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