6月20日の6mのCONDX (NH6PとUN1SIX/B入感)
朝はひさしぶりにハワイがオープンしました。2エリアでは6:27頃までにKH6HME/B(周波数50.061MHz)が入感していたようです。その他の地域でも7時台にオープンが始まったようですが、当地(高槻市、PM74tu)では8:17頃になって、ようやくNH6Pの信号が入感しました。入感した当初は強くないものの安定して聞こえており、十分QSO可能な受信状態でした。しかし、同時に呼んでいた1や2エリアではさらに信号が強かったらしく、何度か呼びましたが、私への応答はありませんでした。聞こえ初めから数分後には信号が不安定になり、10分もしないうちに聞こえなくなってしまいました。結局、NH6PとはQSOできませんでした。9時前後には290度方向からビデオ信号が強力に入感したため、その後の展開に期待しましたが、さほど長続きしませんでした。まもなく伝搬の良い方向がいつもどおり西南西に変わり、9時前から10時台にかけて、BV, DU, VR2各エンティティのビーコンの入感が相次ぎました。BVとVR2はその後、深夜までほぼ一日中オープンしていました。
昼間は前述のとおりBVとVR2がよくオープンし、ずっとVR2UWのCQが聞こえていました。一方、ヨーロッパや北米方面のオープンの気配はあまり感じられませんでした。
17時頃よりA6からと思われるビデオ信号(周波数48.2501MHz, 方向290度)が強く入感しました。20時頃には弱いながらUN1SIX/B(周波数50.023MHz)の信号が入感しました。個人的にはUN1SIX/Bの信号を今年初めて受信することができました。この頃にはA6からと思われるビデオ信号がかなりしっかりした聞こえ方をしており、ちょうど同じ時間帯にQRVしていたA61QがJA向けにCQを出してくれたようです。しかし、残念なことに当地では彼の信号が確認できませんでした。UN1SIX/Bの信号は20分近く聞こえていました。UN1SIX/Bの信号が聞こえなくなるとこの方面の伝搬も急速に衰えてしまいました。